アナタの中身は誰ですか?

皆さんは「OEM」という言葉をご存知ですか?

OEMとは他社ブランドの製品を製造することで、昨今では自動車分野をはじめ、
様々な業界において拡大傾向にある業務形態です。

もう少し詳しく説明するとOEMは…

オリジナル・エクイップメント・マニュファクチャリング
Original Equipment Manufacturing)の略語です。
直訳すると「自社の製品を製造する会社」となり、日本語では「相手先ブランド製造」などと訳され、
わかりやすくいうと “製造メーカーが他社ブランドの製品を製造する” ということを指します。

自動車業界では…

自動車業界では OEMの車種が多数存在しており、中でも軽自動車業界では特に OEMが盛んです。
例えば、スズキの人気車種に「ワゴンR」がありますが、
ほぼ同一の商品で外観を変えたものをマツダが「フレア」という名前で販売しています。
スズキと同様に軽自動車のメーカーであるダイハツもOEM製造メーカーです。

OEMモデルの自動車を生産することで、軽自動車を生産・開発する費用の削減ができたり、
販売ルートが増え販売台数が向上したり、ロイヤリティが得られるなど双方にメリットがあります。

「アレ…この車T社も似たような車販売していた気がする…」
とお思いになった方はかなり勘が鋭いですね(笑)

なぜ、今回のブログでOEMという用語を取り上げたのかというと
事務OA機器販売の営業さんがポロっと漏らした一言がきっかけです。

どんなことを話したのかというと…

「岩田さんのところで使っているPCはM社さんとE社さんで同モデルの製品を出してますね。
どっちが元なのか分かりませんが元は同じかもしれませんね」

営業さんのそんな話を聞いて自分の頭の中には
日本のエレキギター製造メーカーの「フジゲン」が浮かびました。
フジゲンも他のブランドのエレキギターの製造を請け負うOEMメーカーです。
かの有名なギターブランドのフェンダージャパンもギブソンも
フジゲンの工場で製造され、フェンダーのロゴとギブソンのロゴをつけ、
市場に流通していると考えるとやや滑稽というか…いろいろ感じてしまいます。

そんなことが頭をよぎったので単刀直入に営業さんに聞いてみました。

「どっちがOEM製造メーカーなんですかね?」
さすがに営業さんはお茶を濁しながら
「どっちなんでしょうね(笑)」とかわされてしまいました。

「アナタの中身は誰ですか?」

巷には中身は同じでも着ている服が違う…そういう製品が溢れています。

アナタは中身は同じでも綺麗な服を着た子を選びますか?

 

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